【体験談】パソコンスキルで人を育てる!

こんにちは 管理人のしらゆきです。

今日は私の体験談として、パソコンスキルを通じて人を育てた経験をお伝えしようかと思います。

職場で上手く教育が進まない、これからどんな手段で人を育てようとお悩みの方を中心に、何か少しでも参考になればとお話しさせて頂きます。

なお、本記事はあくまで個人の主観であることをご念頭にお読みいただけますと幸いです。

背景

さて、本題に入る前にまずは私がこれまでどのような経歴を歩んできたのかを簡単にご説明いたします。

 

・高校卒業後、某有名ファーストフード店に就職し、とある現場で人材育成、マネジメント業を中心に就業

・次にパソコンのインストラクター業に就職、前歴を活かしマネジメント業およびインストラクター業務を遂行

・最後にインフラエンジニアとしてキャリアアップ転職、現在はリモートワークで就業中

 

上記に記載したとおり、私はこれまで3つの仕事に携わってきました。

飲食業、インストラクター業、そしてIT業界。

それぞれ業種の異なる経歴を持つ私の経験と価値観を皆さんに少しでもお伝えできればと思います。

また今回の記事に関してはそれぞれの業界に特化したお話ではなく、全てに共通した「人を育てる」分野の話をご紹介させて頂きます。

共通したパソコンスキルの紹介

まずはじめに、皆さんはどのようなパソコンスキルが人を育てる仕事に役に立つと考えますか。

先に読み進める前に1分ほど頭の中でイメージをしてみてください。

 

いかがでしょうか。

一般的に多くの方が教育資料の作成を想像されたのではないでしょうか。

当然、それら間違いではありません。むしろ本テーマのイメージの第一歩を掴めているとさえ言えます。

今回はその具体的な話や根底の考え方などを皆さんにお話させて頂きます。

 

人を育てるということ

多種多様な全ての業界に共通する最も重要な業務、それが「人を育てる」という仕事です。

 

突然ですが、皆さんは何か勉強が難しいと感じた時、その原因として参考書に問題があるのではないかと考えたことはないでしょうか。

それは学校でも、習い事でも構いません。

自分の能力を疑うのではなく、何か「物」のせいにしたことはないでしょうか。

 

結論から申しますと、私はそれを間違っている考え方だとは思いません。

実際にその「資料」を活かし、成功する方もいらっしゃいます。

ですが、私のように苦手意識を持ち、教科書が悪いと考える人は決して少なくないと思います。

 

万人受けするように作られた資料であっても、私とは合わないのだ。もと分かりやすい参考書はないのか。

そんな自分勝手とも捉えることのできるワガママな発想こそが、「人を育てる」ために必要な考え方へとつながっていくのです。

 

例えば、皆さんはいまどこかの会議室に集まっている状況であるとお考えください。

会議室には十人程度の人が集まっており、目の前のテーブルには印刷された資料が用意されています。

これから月に一度の勉強会が開催されることとなり、手元の資料は参加者に配布された参考資料と説明を受けます。

さて、それでは早速資料をめくりーー。

 

と、そんな状況で考えて頂きたいのは、皆さんがどのような資料をイメージされたのかという点になります。

それは例えば、写真付きの資料文字だけの資料ではどちらを想像されたのでしょうか。

曖昧な数値ではなく具体的なデータが記載されてましたか? 文字が綺麗に並びしっかりと要点が強調されている読みやすい文章でしたか? 机上の空論ではなく過去データの分析や前年情報を根拠とする納得のできる資料でしたか?

 

当然、分かりやすい理想的な資料を作成しようとするとそれなりに時間を要するかもしれません。

何時間、何日、何週間、それは人によって作業時間は異なります。

ただし、結果として人への「理解」を深めることができたら、それは皆さんの成果に他なりません。

「理解」とはさまざまなメリットを生み出します。

オペレーションミスを減らし、質の高いコミュニケーションを培い、それがまた新たな人材の育成につながり、何より部下から皆さんへの信頼につながります。

そして質の高い教育は、やがて皆さんにとっての大きな財産として形を成すのです。

 

体験談として

私は教育に用いる手段として、OfficeソフトWordExcelPowerPoint の3つをよく活用しております。

そう、資料作成に用いるソフトですね。

文字を整え、数字で納得させ、画像で認識させる。

相手の視覚情報に的確に訴える資料を作成することで、教育の場における理解度の向上、また一般的な教育制度の水準向上を目的としているのですが、内容を少し噛み砕いた形でご説明いたします。

人に理解してもらうために

仕事ではよく「コミュニケーション能力」という単語を使うことがありますが、そもそもコミュニケーション能力とは、一体どのようなスキルであるかをご存知でしょうか。

コミュニケーションとは、「対人間での共有や意志の疎通」を表す言葉になりますが、一般的にコミュニケーション能力とはそれらをスムーズに行う能力だと言われています。

そして、その大きな特徴として「向きが双方向に向いている」ことが挙げられます。

 

皆さんは、「自分が言ったこと相手が理解していない」なんて出来事に心当たりはありませんか?

お願いしたこと、頼んだこと、連絡したこと、手段は色々ありますが、おそらくほとんどの方が経験されている出来事でしょう。

ではここで考えて頂きたいのですが、「話した内容を相手が理解していなかった」という出来事は、なぜ起こってしまったのでしょうか。

そこにはきっと発信者側と受信者側それぞれの事情があったのだと思います。

忙しいから、話が聞き取れなかったから、聞き返すのが怖かったから、そういった原因がコミュニケーションの失敗を生み出してしまう話はよく耳にします。

ですが、私はそれ以上に発信者側からの「相手に理解してもらおうとする努力」そして受信者側の「相手を理解しようとする努力」が不足していたことこそが最も大きな原因ではないかと考えております。

 

当然ですが、発信者と受信者は明確に物事に対する知識量や考え方、捉え方が異なります。

またそれは相手の個性を尊重し、知識量に合った言葉選びを用いて物事を正しく伝達する必要があることを示します。

 

ここで先の話に戻りますが、私は教育資料を作成するとき、上記のコミュニケーションを考慮した上で人に理解してもらうための工夫を意識しております。

ベテランが口にする難しい用語を取り入れすぎず、しかし注釈をつけることで学習させ、イメージが掴みづらい内容には画像で認識度を高めるための資料を作成する。

そして、受信者の意見を取り入れながら資料をアップデートすることで、それはやがて万人に通じる教育資料へと近づいていくのと同時に、今度はその手段を同僚や後輩へと「教育」することで、自然と職場全体の質の向上へとつながるのです。

 

仕事のノウハウというものは多かれ少なかれ誰でも身につけられるものだと考えます。

ただしそれを伝えるための手段が「会話」だけでは決して質の良い教育をすることはできません。

皆さんの貴重な経験を伝え、また信頼感を生み出すためにパソコンスキルを通じた効率の良い教育手段を身に付けておくことがとても大切なのです。

最後に

いかがでしたでしょうか。

今回は「人を育てる」という仕事内容に絞っての話でしたが、紹介した話はあらゆる業務に通じる基本的な考え方の一部でした。

どうしても労力や時間を必要とする手段ではありますが、一度成功体験を積めば劇的に仕事の効率は良くなります。

今はまだパソコンスキルに自信がない方も、これを機に勉強したいと感じて頂ければ嬉しく思います。

それでは皆さま、また別の記事にてお会いしましょう。

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