こんにちは 管理人のしらゆきです。
皆さんはキーボードの上部に位置する「F1」などと記載されたキーをご存知でしょうか。
文字を入力するキーでなければ文字入力に必ず必要なキーでもないため、大多数の方は気になりながらも機能を知らずにパソコンを利用されているのではないでしょうか。
そんなつい気になってしまうキーであるファンクションキーについて、これからご紹介してまいります。
なお、今回は Windowsパソコンの操作に関する動作をご説明させて頂きますのであしからず。
ファンクションキーとは?
パソコンのキーボードの最上段にずらりと並ぶ「F○○」と表記されたキー、これらがファンクションキーと呼ばれていることを皆さんご存知でしょうか。
興味がある方なら一度は試しにキーを押してみたことがあるかもしれませんが、想像していなかったパソコンの動作に驚かれた方は少なくないかもしれません。
かくいう私も、急に画面がフルスクリーンに拡大された時には冷や汗をかいたものでした。なにぶん戻し方がわからないものですから。
その特徴として、文字や数字を入力するための文字キーとは異なり、それぞれのキーに割り振られた役割を実行するための特殊なキーであるということを、皆さんはよく知っておく必要があります。
間違えてキーを押してしまった時に驚かないようにする意味でも、キーの役割を知っておくことでパソコンへの安心感が高まるはずです。
というわけで、そんなファンクションキーの役割をこれから一緒に勉強していきましょう。
画面操作編 F1〜F5キー
まずはパソコンに表示されている画面に変化をもたらすファンクションキー、F1〜F5キーについてご紹介していきます。
F2、5キー以外はその場で押しても問題のないキーとなるため、記事を読みながら実際に操作してみましょう。
F1キー:ヘルプ表示
F1キーの役割はヘルプ表示です。
現在利用しているブラウザ(Internet Explorer、Chromeなど)や、Officeアプリなど F1キーを押すことでそれぞれのヘルプを表示することにできる機能となります。
なにか調べたいことなどがある場合に便利な機能ですね。
F2キー:名称変更
F2キーの役割は名称変更です。
ファイルやフォルダ、アイコンをクリックした状態でF2キーを押すことで名前を変更することが出来ます。
本来アイコンなどの名前を変更したい場合は、アイコンを選択した状態でマウスを右クリックし、「名前を変更」する必要がありますが、F2キーを利用することで簡潔に作業することが可能です。
効率よく作業するためのファンクションキーとして覚えておくといいでしょう。
F3キー:検索表示
F3キーの役割は検索表示です。
ブラウザが表示されている状態でF3キーを押すことでページ内検索窓を表示させることが出来ます。
検索窓では文字を入力することで、表示ページ内での文字検索を実行します。
調べ物が必要な時などにとても役立つ利便性の高いファンクションキーです。
F4キー:アドレスバー表示
F4キーの役割はアドレスバー表示です。
ブラウザが表示された状態でF4キーを押すことでスムーズなアドレスバーの入力が可能となります。
ブラウザ検索における便利なファンクションキーです。
F5キー:更新
F5キーの役割は更新です。
ブラウザが表示された状態でF5キーを押すことでページの更新を実行することが出来ます。
また様々な機能で状態を更新する際にも使用される便利なファンクションキーです。
入力文字変換編 F6〜F10キー
F6〜F10キーの役割は入力している文字を変換するための機能です。
- F6キー:ひらがなに変換
- F7キー:カタカナに変換
- F8キー:半角カタカナに変換
- F9キー:全角アルファベットに変換
- F10キー:半角アルファベットに変換
一見するとただの変換するだけの機能に見えますが、これが非常に便利なファンクションキーとなります。
例えばアルファベットで入力するはずが日本語入力してしまっている場合に、F9もしくはF10キーを押すことで簡単に文字変換を実行することが出来ます。
文字入力や文章作成など文字起こしの機会が多い場合での利便性が非常に高い機能です。
便利機能編 F11〜F12キー
最後に、便利機能としての役割を担う残り二つのファンクションキーをご紹介いたします。
F11キー:全画面表示化
F11キーの役割は全画面表示化です。
F11キーを押すことでウインドウを全画面表示に切り替えることが出来ます。
パソコンを操作している最中に、急に画面が全画面表示化した場合は、F11キーで元の表示に戻すことができる点はよく覚えておきましょう。
F12キー:検証画面の表示
F12キーの役割はブラウザページの検証画面表示です。
試しにF12キーを押していただけると分かりやすいかと思いますが、ブラウザページを構成しているコードを表示させる機能となります。
ブラウザ製作者が検証のために利用するファンクションキーのため、閲覧者が利用する機会はほとんどないでしょう。
ただし、F12キーはWordやExcelなどのOfficeアプリでは名前をつけて保存の役割が割り当てられております。
こちらの機能はよく使うことになるため覚えておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
一度に覚えるのは大変かと思いますが、どれも便利な機能となるため使いながら覚えることをおすすめいたします。
特にビジネススキルを上達させたい方で、まだファンクションキーを利用できていない方は是非とも活用いただけますと幸いです。
それでは皆さま、また別の記事にてお会いしましょう。
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