【雑談コーナー】いつもどんなお仕事をしてるの? 〜インフラエンジニア編〜

こんにちは 管理人のしらゆきです。

今日は、インフラエンジニアという職業がどんな仕事をしているのかをご紹介したいと思います。

と言っても雑談コーナーなので、私のお仕事を中心にざっくりとしたお話としてお楽しみ頂ければと思います。

なお、これは幅広く活躍されているインフラエンジニア業のほんの一端を簡単にお伝えする記事になりますのでご了承くださいませ。

 

ちなみに、皆さんはインフラエンジニアってどんなお仕事だと思われているのでしょうか。

インフラエンジニアってどんなお仕事をしているの?

そもそもインフラエンジニアとはなんぞや?

そんな風に疑問を持たれる方は決して少なくないかと思います。

実際、私もIT分野について勉強するまではなんとなく耳にしたことがあるくらいの感覚で、それこそ転職を決める一ヶ月くらい前までは「エンジニア」って名前がついてるくらいだから何か技術職なのかなぁ、程度の認識でした。

では、実際にインフラエンジニアがどんな職業か分かりやすく説明しますと、皆さんが利用するシステムやインターネットを使用するために必要なサーバやネットワークを設計、運用、構築、保守するお仕事になります。

インフラとは、日々の生活を支える基盤のことを指しますが、その中でもITの分野から皆さんの生活を豊かにするために頑張っている方々だとご認識頂けると良いかと思います。

本当にいつもお疲れ様です!

 

さて、それでは具体的には何をしているのか気になる方もいらっしゃるかと思いますが、あまりにも業務が多岐に渡るため、私如きでは説明し切ることなど到底できません。

というわけで数ある仕事の中から、実際に私が現在担当してる業務についてお話ししていこうと思います。

 

セキュリティ管理

例えば皆さん、サーバを運用、保守する仕事なんて聞いた時にどんなお仕事を思い浮かべますか?

おそらく多くの方がセキュリティという単語を頭の中で思い浮かべたのではないでしょうか。

 

はい。それが私の担当業務の一つです。

 

セキュリティ管理とは一口に言っても実際に取り組む内容は非常に多く存在します。

・外部アクセスの遮断および内部通信の制限

・社内サーバ間の通信制御

 

上記はほんの一例に過ぎませんが、実際はサーバ一台一台に対してあらゆる検証を重ね、時間をかけながら適切なセキュリティ管理を定義していく必要があるとても大切なお仕事になります。

例えば、完全に通信を遮断する分には簡単です。通信を遮断してしまえば良いだけですから時間も手間もかかりません。

ではなにが大変なのかと言われれば、ここに顧客要望として必要な通信ポートの解放、セキュリティリスクの可能性が増加していくことです。

その通信ポートを本当に解放しても良いのか。外部漏洩リスクは?他の要件の障害にならないか。

インバウンド、アウトバウンドルール、セキュリティリスクはどうなっているかなど、失敗の許されない検証をチームで確認していくわけですが、何を隠そう細部の抜け穴なんて目に見えない訳ですよ。

水を流し込んで流れ出るところに穴があるなんて調べ方は出来ません。かといって万が一にも情報漏洩などあろうものなら責任問題にもなりかねません。

そんなもしもを追求し、お客様に最善かつ安全を提供するセキュリティ管理業務がインフラエンジニアにおける重要なお仕事となります。

サーバ構築・運用

さて、次はサーバの構築・運用作業についてですが、私としてはこちらがメイン業務として大きく関わりを持っているお仕事です。

 

顧客要望に応じてサーバを構築し、運用手段を確立して実装する。

 

これがインフラエンジニアである私の主な業務となります。

とはいえ運用チームで動いているので、特別私が高い技術を誇っているわけではありません。

今ですと4名ほどのチームに所属しており、それぞれに役割を分担し、互いにフォローするような働き方としております。

ネットワークに強い人、コミュニケーション能力が高い人、パソコンスキルが高い人、それぞれの分野や特性を活かし、チームでうまく仕事を回していく訳ですね。

 

私の場合、構築に2割、運用に8割の比率で役割を担っています。

パソコンスキルを活かした資料作成や顧客要望を確認しつつサーバやデータベース、労働者用の仮想デスクトップの運用、改善に日々努めております。

メインの取引先に他の部署からの依頼、お手伝いなど様々な方面に足を運んでいる訳ですが、ーーなんとまぁパソコンスキルが足らないこと。幾度自分の未熟さを思い知らされたことでしょうか。

顧客説明用や運用業務を見える日するための手順書作成など、Officeスキルはまぁ問題ありません。効率よく資料を整えるためのビジネススキルは資格取得レベル程度あれば事足ります。

問題はその他の部分、サーバ・ネットワークの知識にプログラミング、そしてAWSと呼ばれるクラウドコンピューティングサービスの使い方。

インフラエンジニアになるまで縁のなかったパソコンスキルたちが次から次へと押し寄せてくるのです。

そして、ある意味ここがインフラエンジニアの醍醐味だとも言えます。

ネットワークについて調べまくり、AWS資格を一つ一つ取得し、Oracle、SQLServer、Postgre SQLなど様々なプログラミングを勉強する。

あるいはもしかしたらインストラクター時代より勉強してるかもしれませんね。

 

 

サーバを管理、運用するにあたり「これだけ覚えておけばいい」なんてものは知る限り存在しません。

日々増える問題について学習し、得た経験から改善を図るためにプログラミングを通じて作業を自動化し、運用担当者が利用しやすい環境を整えるため適切な手順書、資料の作成に取り組む。

 

サーバ運用、なんてパソコンを眺めながら数字を監視する仕事なんて考えられている方もいらっしゃるかもしれませんが、とんでもござません。

止まらないんですよ、手が。キーボードから離れないんです。

作業効率や人為的ミスを減らすために以下に作業を自動化するのかを常に考え、かつ日々の問題に対し適切に対応し、再発防止のための立案、検討、実装を重ねていく。

悩むことも多いですが、目的を成し遂げた時の達成感は凄まじいです。

直近で言えば、労働者提供の仮想デスクトップの初期設定を全て自動化にする仕組みを構築した際には本当に嬉しくてたまらなかったですね。

労働者の作業時間は大幅に減りますし、初期設定時のエラーがなくなることで担当者である私の負担も減る。何よりお客さまやチームのメンバーが喜んでくれたことが何よりも印象的でした。

 

辛いこともありますが、なかなか楽しいんですよ、インフラエンジニア。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

冒頭にもお伝えしたように、今回紹介した内容はあくまでインフラエンジニアとしてのお仕事の一端に過ぎません。

ネットワーク寄りの業務だったりセキュリティシステムに特化した部門、そのほか本当に色々な方の力で成り立っているのがインフラエンジニアという職種です。

やりがいがありそうだなぁ、自分でもできるかなぁ、なんて少しでも興味を持っていただけましたら幸いです。

めちゃくちゃ大変ですが、その分積める経験値は非常に大きなものがあるお仕事です。

エンジニア業の足がかりとしてはオススメしやすいので、興味がある方はぜひお調べいただければと思います。

 

それでは皆さま、また別の雑談コーナーにてお会いしましょう。

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